アーセナルのミケル・アルテタ監督が16日に行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのレアル・マドリー戦後にコメントした。
ホームでの1stレグを3-0と快勝して迎えた2ndレグ。アーセナルは序盤にPKを獲得するもFWブカヨ・サカのチップキックシュートはGKティボー・クルトワに弾き返されてしまう。
それでもゴールレスで迎えた後半、65分にサカが汚名返上の先制ゴールをマーク。2戦合計スコア4-0と突き放した。直後に失点したものの試合終了間際にFWガブリエウ・マルティネッリがダメ押しゴールを決め、2連勝で王者マドリーを撃破し16季ぶりのベスト4進出とした。
アルテタ監督は王者撃破に大きな手応えを感じている。
「今日の試合を観ればこのチームのハングリー精神、決意、そして野心がどれほど強いか伝わってくる。だから我々は間違いなくもっと上を目指す。これは確かに大きな一歩だ。昨年の我々の結果と、今回王者を倒したことを考えると信じられないほど素晴らしい。選手たちを称賛したい」
「監督としてダグアウトに立ったのは初めてだったが、今日は開始3分でこのスタジアムでは何でもあり得ると実感した。彼らは正にあれほどの混乱と信念を生むスペシャリストだ。試合の中で何が起こっているかを理解し、それをどうコントロールするかについて確信を持つのはとても難しい。しかし選手たちは成熟したプレーを見せてくれた」
そしてPKを失敗したものの、先制ゴールを奪ったサカのメンタルを称賛した。
「ブカヨはまたもステップアップした。PKは失敗したが、その後の彼のプレー、彼の年齢、このスタジアムで初めてプレーしたことを考えても信じられないほど素晴らしかった」
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