★チームとともに復調気配の伊東純也、トゥールーズ戦に向けた会見で指揮官と掛け合い「ジュンヤは面白い人間」
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が、トゥールーズ戦に向けた公式会見の場でサンバ・ディアワラ監督との掛け合いを見せた。
シーズン終了まで5試合を残し、自動降格圏内とは5ポイント差、入れ替えプレーオフ圏内とはわずか2ポイント差の15位に低迷するランス。
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が、トゥールーズ戦に向けた公式会見の場でサンバ・ディアワラ監督との掛け合いを見せた。
シーズン終了まで5試合を残し、自動降格圏内とは5ポイント差、入れ替えプレーオフ圏内とはわずか2ポイント差の15位に低迷するランス。20日行われるリーグ・アン第30節では12位トゥールーズとのホームゲームに臨む。
第27節のマルセイユ戦で16試合ぶりの白星を収め、ストラスブール戦での敗戦を挟んだ前節はRCランスに2-0で勝利し、シーズン最終盤へ復調の気配を示すチーム。
そういった状況もあり、18日にクラブハウスで行われた公式会見に指揮官とともに同席した伊東は、少しリラックスした様子で掛け合いを見せた。フランス『レキップ』が伝えている。
フランスメディアの間では物静かで余計なことは言わない印象を持たれる日本代表MFの印象について問われたディアワラ監督は、「彼は面白くて、独特のユーモアのセンスがあって、(英語で表現するならば)かなり鋭い。口数は少ないけれど、要点を突いてくる。何か思ったことはすぐに口に出してくれるし、必要最低限の言葉でもちゃんと伝えてくれる。ただ、私が彼に話しかけすぎたり、動画をたくさん見せすぎたりして、彼を少し煩わせている気もするよ」と、エースに気を遣いながらも興味深いキャラクターであると主張した。
これに対して伊東は「人を笑わせたいわけじゃないですけど、監督が面白いと思ってくれるなら、それでいいです! ただ、見せられる動画が長すぎて、僕にとってはあまり意味が通らない時には、ハッキリとそう伝えます」
現在は指揮官とともにリラックスしている伊東だが、前述に15試合未勝利の期間には15試合1ゴール1アシストと個人としても苦戦。先月のスタッド・ブレスト戦では今季唯一のスタメン落ちも経験した。
そのスタメン落ちについて伊東は「少し疲れていたので、少し良い気分転換になったと思います。少しずつ体調も良くなってきていて、状況も良くなってきています」と、屈辱はありながらも、その後の復調へ繋がりつつあると、現在は吹っ切れている。
さらに、全体的なパフォーマンスが上がってきている実感を得ながら「決定的な仕事が恋しいし、それを実践できればいいなと思います」と、チームの勝利に直結するプレーを待ち望んでいる。
2025年4月19日(土)19:00