★「今は話したくない」去就に関する質問を拒否したアンチェロッティ監督、会長との確執の噂に「対立があるという人は、誰であっても嘘つき」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、自身の去就について問われ、拒否の姿勢を示した。スペイン『アス』が伝えた。
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、自身の去就について問われ、拒否の姿勢を示した。スペイン『アス』が伝えた。
16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグではホームでアーセナルと対戦し1-2で敗戦。1stレグでは3-0で惨敗しており、2戦合計1-5で敗退となった。
連覇を目指して臨んだCLで敗退したことで、多くの批判にさらされているマドリー。アンチェロッティ監督についても、すぐにチームを去るという噂も浮上しており、混沌を極めている。
CLでの敗退は失望せざるを得ないものではあったが、コパ・デル・レイの決勝を控えており、ラ・リーガでもバルセロナとの優勝争い中。タイトルを獲得できる可能性が十分にありながら、マドリディスタは許してはくれないようだ。
アスレティック・ビルバオ戦に向けた記者会見では自身の去就について4度も質問されたが、「これについてはシーズンの終わりに話をしよう」と回答を拒否。それでもしつこい記者に対し「今は自分の将来について話したくない。シーズンの終わりに、あなたとではなく、私がクラブと話をするつもりだ。今は話したくない」と完全拒否を貫いた。
一方で、CL敗退後のクラブの反応について問われると、選手やクラブと話したことを明かし、フロレンティーノ・ペレス会長との確執の噂も真っ向から否定した。
「選手たちとも話をしたし、クラブとも話をした。我々は皆同じ考えだ。我々全員が、最も大きな成功を収めたこの大会から去ることを悲しく思っている」
「いつも勝てるとは限らない。我々も同じ考えを持っている。クラブとの対立はない。対立があるという人は、誰であっても嘘つきだ。会長は、我々が勝利した時よりも、最近の方が愛情を示してくれている」
「現実には、この世界は全てが疑問視されるものであり、たとえ11年間で30個のタイトルを獲得したクラブであってもだ」
タイトル獲得という成功を続けなければ認めてもらえないマドリーという環境。アンチェロッティ監督は、シーズン終了後に何を語るのだろうか。
2025年4月19日(土)23:10