★コパ決勝ボイコット報じられたマドリー、審判団への強い批判も「サッカーの価値観が勝つべき」と出場を明言

レアル・マドリーは25日、翌日に行われるバルセロナとのコパ・デル・レイ決勝に出場することを発表した。

マドリーは声明にて「明日の決勝をボイコットすることを一度たりとも考えたことはない。

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レアル・マドリーは25日、翌日に行われるバルセロナとのコパ・デル・レイ決勝に出場することを発表した。

マドリーは声明にて「明日の決勝をボイコットすることを一度たりとも考えたことはない。決勝戦の24時間前に審判団が行った不適切かつ遺憾な発言によって何億人もの人々が観戦する世界的に重要なスポーツイベントが汚されることがあってはならない。そしてセビージャへの渡航を計画しているファン、既に到着している全てのファンの方々に敬意を表す。レアル・マドリーは決勝戦に任命された審判団が今日、再び我がクラブに示した敵意と憎しみにも関わらず、サッカーの価値観が勝つべきだと信じている」と発表した。

この一連の騒動の端を発したのはコパ決勝クラシコを担当することになったリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審とVAR審判のパブロ・ゴンサレス・フエルテス氏が、レアル・マドリーTVで自身らが度々批判されたことを受けて開いた会見を受けてのもの。

ベンゴエチェア主審は「息子が学校で父親は『泥棒』だと言われたと聞かされるのは本当に辛いことだ。私は息子に父親は正直者で、他のスポーツ選手と同じように間違いを犯すことがあると教えている。とても難しいことで誰にも審判をお勧めできない。多くの同僚たちが経験していることは正しいことではない。我々全員が社会としてどこへ向かうのかじっくり考える必要がある」と涙ながらに訴えた。

一方、マドリーはベンゴエチェア主審の過去のクラシコでのジャッジ、直近では2月に行われたエスパニョール戦でFWキリアン・ムバッペへの悪質なタックルに対し、レッドカードを提示しなかったこと。欧州、国際試合の舞台での経験がないことを理由にコパ決勝の主審を変えるよう要求したとされるが、スペインサッカー連盟は否定している。

前日練習を行わず、前日会見にカルロ・アンチェロッティ監督が出席しなかったことで、ボイコットの可能性が報じられたマドリーだが、大きな問題を抱えた中で開催されることになりそうだ。

2025年4月26日(土)7:30

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