★鈴木彩艶フル出場で好守もあったパルマがラツィオとドロー…2点リードも終盤の連続失点で逃げ切り失敗【セリエA】

鈴木彩艶の所属するパルマは28日、セリエA第34節でラツィオと対戦し2-2の引き分けに終わった。鈴木彩艶はフル出場している。

記事全文

鈴木彩艶の所属するパルマは28日、セリエA第34節でラツィオと対戦し2-2の引き分けに終わった。鈴木彩艶はフル出場している。

前節のユベントス戦で7試合ぶりの白星を飾った15位パルマ(勝ち点31)が、リーグ戦4試合無敗の8位ラツィオ(勝ち点59)をホームに迎えた一戦。

今季初の連勝を目指すパルマは開始早々にスコアを動かす。3分、左サイドのスペースへのロングパスを拾ったヴァレリが早いタイミングでグラウンダークロスを供給すると、ボックス中央で拾ったオンドレイカがワントラップからゴール右隅にシュートを流し込んだ。

早々に先制したパルマだが、その後はラツィオにボールを握られると38分にピンチ。中央を持ち上がったマリオ・ヒラのスルーパスでゴール前の抜け出したカステジャノスがすべり込みながらゴール左隅にシュートを流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。

1点のリードを保ったまま前半を終えたパルマは、後半開始早々に電光石火の追加点を奪う。46分、中盤のケイタが相手選手3人に囲まれながらも巧みな反転で前を向き左サイドへ展開。これを受けたオンドレイカはドリブルでボックス左まで持ち上がると、ラストパスは相手DFに阻まれたが、こぼれ球を右足で狙うと、このシュートがゴール右に突き刺さった。

さらにパルマは54分にも、イサクセンの中途半端なバックパスをカットしたペッレグリーノがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKマンダスの好セーブに防がれた。

2点を追うラツィオは57分にディアを下げてペドロを投入。すると69分、バイタルエリア手前でパスを受けたザッカーニのフリックしたロブパスからゴール前に抜け出したイサクセンが決定機を迎えたが、左足から放たれたシュートは絶妙な飛び出しで距離を詰めたGK鈴木が好セーブ。

その後は互いに選手入れ替えながらゴールを目指すなか、ラツィオは79分に再び決定機。ペッレグリーニが敵陣中盤から左クロスを供給すると、ファーサイドに走りこんだチャウナのボレーシュートはGK鈴木が弾いたが、こぼれ球をペドロがゴール左上に叩き込んだ。

1点を返したラツィオは、84分にも右クロスの流れたボールをボックス右手前で拾ったペッレグリーニが再びクロスを供給すると、ゴール前でフリーのペドロがドンピシャヘッドでゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。終盤に連続失点を喫したパルマは、2点のリードを守りきれず今季初の連勝はならなかった。

ラツィオ 2-2 パルマ
【ラツィオ】
ペドロ・ロドリゲス(後34)
ペドロ・ロドリゲス(後39)
【パルマ】
ヤコブ・オンドレイカ(前3)
ヤコブ・オンドレイカ(後1)

2025年4月29日(火)7:00

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
【セリエA第34節プレビュー】残り5試合、3冠潰えたインテルはCL出場権狙うローマと対戦
「ペナルティエリアの達人」「何でも上手くやる」2試合連続クリーンシートの鈴木彩艶が高評価、ユベントスを完封「完璧に仕上げた」
GK鈴木彩艶が2戦連続完封パルマが7戦ぶり勝利で残留へ大きく前進! 低調ユーベは新体制初黒星に…【セリエA】
ユナイテッドはやはり鈴木彩艶が欲しい? 64.6億円の契約解除金を支払って夏に獲得か?
フランシスコ教皇の逝去を受け、セリエAの4試合が中止に…日程は未定
戻る
© livedoor