★「チャンピオンになりたい」川崎Fの守護神・山口瑠伊、スター軍団アル・ナスルとの準決勝へ意気込み「一度もチャンスを与えてはいけない」
川崎フロンターレのGK山口瑠伊が、アル・ナスル戦に向けて意気込んだ。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。
川崎フロンターレのGK山口瑠伊が、アル・ナスル戦に向けて意気込んだ。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。
27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝で川崎Fはカタールのアル・サッドと対戦。延長戦にまでもつれ込んだ試合を3-2と制し、クラブ史上初となるベスト4進出を果たした。
準決勝では横浜F・マリノスと1-4で下したアル・ナスルと対戦。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、ヨーロッパの第一線で活躍していたスター軍団との対戦となる。
山口は準決勝に向けてコメント。アジア王者になりたいと意気込みを語った。
「準決勝進出は本当に僕たちが望んでいたことで、クラブにとって歴史的な出来事です」
「ここで止まるつもりはありません。最後まで勝ち進んでチャンピオンになりたいです。今は次の試合に集中しています」
「アル・ナスルは本当にビッグクラブで、トップクラスの選手も揃っているので、僕たちは慎重にならなければなりません。一度もチャンスを与えてはいけません。(通常であれば)得られるような多くのチャンスを与えないようにします。良い試合になると思いますし、本当に楽しみです」
守護神として、アル・ナスル戦は大きなパフォーマンスを出すことが重要となる中、アル・サッド戦を振り返り、守備面ではまだまだ見直すところがあるとした。
「僕たちにとっては厳しい試合でした。先制点をあげた直後に失点してしまい、精神的にかなり辛かったです。2-2になった時も同じです」
「難しい試合でしたが、チームのモチベーションが結果よりも優れていました。相手は何度も反撃してきましたが、チームは非常にモチベーションが高く、3点目も決めることができて本当に良かったです」
「守備面では、見直すべき点がたくさんあります。まずは僕自身です。最初の失点は僕のミスでしたが、その後は気持ちを切り替えて、次に何が起こるかに集中しました。ミスは忘れて、試合を続け、最高のパフォーマンスを発揮することに集中しました」
完全アウェイの中での戦いが続く中、雰囲気にも飲み込まれないことが大事だと山口は語る。
「練習場では彼らの声を聞いていたので、準備はできています」
「ピッチでやるべきことに集中し続け、観客の熱気に飲み込まれないようにしなければなりません。いいプレーをするつもりです」
決勝進出を懸けた戦いは、30日の25時30分キックオフ。世界のスター軍団にどう立ち向かうか注目だ。
2025年4月29日(火)15:00