★互いに攻めた戦いは神戸が前半の2ゴールで逃げ切り連勝、川崎Fは決め手を欠いて今季2敗目【明治安田J1第12節】
16日、明治安田J1リーグ第12節のヴィッセル神戸vs川崎フロンターレがノエビアスタジアム神戸で行われた。
AFCチャンピオンズリーリーグ・エリート(ACLE)の関係で、前倒しで開催されているこの試合。
16日、明治安田J1リーグ第12節のヴィッセル神戸vs川崎フロンターレがノエビアスタジアム神戸で行われた。
AFCチャンピオンズリーリーグ・エリート(ACLE)の関係で、前倒しで開催されているこの試合。神戸は直近のリーグ戦から1名のみ変更。大迫勇也に代わって佐々木大樹を起用した。対する川崎Fも1名のみを変更。家長昭博が外れ、伊藤達哉を起用した。
神戸は前節の東京ヴェルディ戦で勝利、対する川崎Fは清水エスパルス戦でドロー。チームの置かれている状況は異なるが、共に勝利が欲しい試合となった。
序盤からペースを握っていったのは神戸。ただ、川崎Fもエリソンを中心に攻め込み、互いに譲らない展開のまま試合が推移していく。
すると神戸は30分にビッグチャンス。相手のミスにつけ込み、バックパスにプレスをかけたエリキがGK山口瑠伊のミスを誘うと、ボックス内で転がってきたボールを佐々木がダイレクトで無人のゴールに蹴り込むが、枠を外してしまう。
しかし31分、佐々木が2度目のチャンスは決め切る。ボックス手前で襟機がパス。ボックス際から佐々木が思い切って狙うと、DFにディフレクトしたボールがネットを揺らし、神戸が先制する。
先制した神戸はしっかりと攻撃に耐えている中、45分にも追加点。右CKからのクロスがボックス内で混戦となると、マテウス・トゥーレルが浮き球気味にヘッド。これがGK山口の上を越えてネットを揺らした。
攻め込みながらもゴールを奪えていなかった川崎Fだったが、前半アディショナルタイムに1点を返す。河原創からの縦パスが相手に触られるも、走り出していたマルシーニョはヒールで見事なコントロール。そのままドリブルをスタートすると、見事にゴール右に流し込み、川崎Fが1点を返す。
神戸の1点リードで迎えた中、ハーフタイムにはトゥーレルを下げて扇原貴宏を起用。鍬先祐弥をサイドバックに持っていき、扇原がアンカーに入った。
後半も互いに押し込んでいく展開となる中、得点の欲しい川崎Fは伊藤とエリソンを下げて、家長と山田新を起用。対する神戸も汰木康也を下げて、大迫を投入した。
川崎Fはなんとか同点を目指して攻め込むも決定的なチャンスは作れず。神戸はしっかりとハードワークし、守備での集中力を見せて2-1で勝利し連勝。川崎Fは今季2敗目を喫した。
ヴィッセル神戸 2-1 川崎フロンターレ
【神戸】
佐々木大樹(前31)
マテウス・トゥーレル(前45)
【川崎F】
マルシーニョ(前45+3)
【動画】佐々木大樹、大きなミスキックを取り返す強烈な一撃!
2025年4月16日(水)21:03