★敵地で先勝のルイス・エンリケ監督はチームのメンタリティを称賛、負傷交代のデンベレについては「2ndレグの出場は疑わしい」

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が29日にアウェイで行われ、1-0で先勝したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのアーセナル戦を振り返った。

準々決勝でアストン・ビラに2戦合計5-4で競り勝って2季連続ベスト4進出としたPSG。

記事全文

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が29日にアウェイで行われ、1-0で先勝したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのアーセナル戦を振り返った。

準々決勝でアストン・ビラに2戦合計5-4で競り勝って2季連続ベスト4進出としたPSG。CL初制覇を視野に入れる中、準々決勝で昨季王者レアル・マドリーを連勝で下したアーセナルのホームに乗り込んだ初戦。

試合は開始4分、FWウスマーヌ・デンベレがFWクヴィチャ・クワラツヘリアのリターンパスをダイレクトで合わせてネットを揺らし、PSGが先制した。

その後も追加点に迫ったPSGが主導権を握る中、前半終盤のピンチを守護神ジャンルイジ・ドンナルンマがビッグセーブで阻止。1点のリードを保った前半を終えた。

迎えた後半、開始2分に追いつきかけられたPSGはVARに救われるも、56分にもピンチ。しかしFWレアンドロ・トロサールのシュートをまたもドンナルンマがビッグセーブで防いで見せた。後半終盤には追加点に迫る好機も作った中、敵地で先勝。来週ホームで行われる2ndレグにアドバンテージを持って臨むことになった。

ルイス・エンリケ監督はメンタリティを強調し、勝利を喜んだ。

「我々は毎試合見せているメンタリティを見せたと思う。PSGの監督として、そのメンタリティを見るのはとても嬉しいことだ。あの雰囲気の中でプレーするのは難しかった。立ち上がりのゴールは自信を付ける意味で重要だったと思う。勝ったことは嬉しいが、やはりチームが見せているメンタリティ、野心が素晴らしい」

昨季ベスト4でドルトムントに敗れた中、2度目のCL決勝進出に王手をかけた。それでもルイス・エンリケ監督はチームが気の緩みを見せることはないと断言した。

「選手たちが浮かれることはないだろう。彼らはこういう試合に勝つことがどれほど難しいかを知っている。感情をコントロールし、サポーターの前で自分たちのプレーをし、彼らが与えてくれる力を最大限に生かす必要がある。厳しい試合になるだろうが、準備は万端だ」

一方で決勝弾を挙げ、負傷交代したデンベレについては2ndレグの出場が微妙であることを明かした。

「彼がプレーできるよう努力するつもりだ。ウスマーヌがプレーできればそれに越したことはないが、例え彼がプレーできなくても我々はチーム力を維持できる。明日検査を受ける。深刻なものではないが、2ndレグの出場は疑わしい」

2025年4月30日(水)8:00

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「何かを感じたけど…」貴重なゴールも負傷交代のデンベレが状態に言及、同僚は様子を語る「大丈夫だと言っていた」
【CL準決勝プレビュー】初優勝が現実味、決勝へ勝ち上がるのは!?《アーセナルvsPSG》
アーセナル戦へ自信を覗かせるルイス・エンリケ監督「準決勝に向けて準備は整っている」
CLアーセナル戦控える中で今季リーグ初黒星のPSG、ルイス・エンリケ監督は「得点するチャンスが30回あった」と心配せず
「​​これは決勝戦だ」グアルディオラ監督、アストン・ビラとの重要なシックスポインターへ決意
戻る
© livedoor