サポーターにとっても激動の一戦だった。
9日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝、オランダ代表vsアルゼンチン代表が行われ、2-2で90分、延長が終了。PK戦の末、3-4でアルゼンチンが準決勝進出を決めた。
36年ぶりの優勝を目指すアルゼンチンは35分にナウエル・モリーナのゴールで先制。73分にはリオネル・メッシがPKを沈めてリードを広げるも、終了間際に連続失点を喫し、同点に追い付かれた。
延長戦では両チームにゴールが生まれず、PK戦へ突入。GKエミリアーノ・マルティネスのセーブもあり、アルゼンチンが8年前の2014年ブラジルW杯準決勝
と同様、PK戦を制した。
両国の選手・スタッフ併せて18枚のイエローカードが飛び交うなど、あらゆる側面で熱を帯びた一戦ではサポーターの感情も大きく揺さぶられることに。『433』はアルゼンチンファンの少女が試合後に涙する瞬間を「情熱に年齢は関係ない」と紹介した。
これには「史上最高のワールドカップ」、「アルゼンチンには、このワールドカップで最高のファンがいます」、「サッカーへの愛情を尊重します」、「文字通り私みたい」、「アルゼンチン人=情熱と心」、「ゲーム以上」などの声が上がっている。
激闘を制したアルゼンチンは、同じくPK戦で勝ち上がったクロアチア代表と、13日に準決勝で対戦することとなっている。
【動画】激動の展開に試合後、ボロ泣きするアルゼンチンの少女