国民の誰もが望んでいたということの表れだろう。
13日、カタール・ワールドカップ(W杯)準決勝でアルゼンチン代表とクロアチア代表が対戦した。
1986年のメキシコ大会以来、36年ぶりの優勝を目指すアルゼンチンと、2大会連続決勝を目指し初優勝を目指すクロアチアの一戦。互いに頂点を目指す中、試合は前半にリオネル・メッシのPKとフリアン・アルバレスがカウンターからネットを揺らし、2-0とアルゼンチンがリードする。
さらに、後半にはメッシのドリブル突破からアルバレスがダメ押しの3点目。クロアチアは見せ場を作れずに敗退。アルゼンチンが決勝に駒を進めた。
アルゼンチンにとっては、2014年のブラジル大会以来のW杯決勝。前述の通り、優勝となれば36年ぶりとなる。
英雄でもあるメッシにとって、2021年のコパ・アメリカに続き、手にできていなかった代表のタイトル2つ目、それもW杯優勝まであと1つということもあり、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスが大騒ぎだ。
ブエノスアイレスの観光スポットでもあるマージョ広場には、大量のファンが殺到し、アルゼンチンの勝利を喜ぶことに。2014年も多くの人が集まったというが、街はお祭り騒ぎだ。
この光景には「凄い人だ」、「美しい光景」、「ここまで来たからいこう」、「メッシをみんなが応援している」とコメント。国民の期待はW杯優勝しかないようだ。
クラブでの輝かしい功績とは裏腹に、代表チームでは苦しみ続けてきたメッシ。最後のW杯で悲願の優勝を達成できるか。集まった人の願いは1つだ。
【写真&動画】首都・ブエノスアイレスがお祭り騒ぎ!