★ルカ・トニが思わず頭を抱える…!タイミングを外されながらもブッフォンがチームを救うスーパーセーブ【アンビリーバブル・セーブス】

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たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。

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たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。

しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

◆ブッフォンのスーパーセーブにルカ・トニも思わず頭を抱える


今回は、ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがヴェローナ相手に見せたスーパーストップだ。

長年ユベントスの象徴的守護神としてゴールマウスを守るブッフォン。御年42歳を迎える超がつくベテランながら、GKとしての能力は衰えるどころか老練の輝きを見せている。

そんなブッフォンは2014年2月9日に行われた、セリエA第23節ヴェローナ戦で、イタリア代表のチームメイトであるFWルカ・トニも思わず頭を抱えるスーパーセーブを見せている。

ユベントスが前半に2点を先制しながらも2-1と追い上げられて迎えた79分、追いかけるヴェローナに決定機が訪れる。

ユベントス陣内中央右でFKを獲得したヴェローナは、ボックス内へロングボール。するとこれをDFファブリツィオ・カッチャトーレがヘディングで折り返す。中央で待っていたルカ・トニがこれを左足でシュート。ブッフォンの動き出しとのタイミングがズレ、ゴールへ向かっていくボールを見たトニはゴールを確信してセレブレーションのために走り出す。

しかし、ブッフォンは驚異的な反応で重心を残すと右手一本でボールを掻き出し、スーパーセーブ。何とかスコアを保って見せた。これにはルカ・トニも頭を抱えて呆然とした様子で立ち尽くした。

ブッフォンの好セーブで点差を守ったユベントスだったが、必死の守備もむなしく後半アディショナルタイムの失点で2-2とドローに持ち込まれている。

2020年7月30日(木)19:00

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