久保建英の所属するヘタフェは14日、ラ・リーガ第23節でレアル・ソシエダと対戦し、0-1で敗戦した。久保は58分からプレーした。
2連敗中の13位ヘタフェ(勝ち点24)が、前節5試合ぶりの白星を飾った6位ソシエダ(勝ち点35)をホームに迎えた一戦。5試合ぶりの勝利を目指すヘタフェは、前節のレアル・マドリー戦からスタメンを2人変更。久保は2試合連続のベンチスタートとなった。
ヘタフェは中々シュートチャンスを作れず、前半を1点ビハインドで折り返すと、58分にDFダミアン・スアレスとMFネマニャ・マクシモビッチを下げて久保とMFカルレス・アレーニャを投入。66分には、直接FKのこぼれ球を拾ったMFマウロ・アランバリのパスを受けた久保が右クロスを供給。これをFWクチョ・エルナンデスが頭で合わせたが、シュートはゴール右に外れた。
中々ボールを触れなかった久保だが、ボールを持った時にはチームの攻撃を活性化。現地紙からもその点については評価されている。
スペイン『アス』の採点(3点満点)では、ヘタフェの選手で久保のみが2点の単独最高評価。「今回は純粋なウインガーとしてプレーし、2つの良いアクションで危険を生み出した」としている。
一方、スペイン『マルカ』の採点(3点満点)では、ヘタフェの選手全員が採点なしか1点の評価となり、久保は1点だった。チーム全体については、「ボルダラスは元々のイレブンに戻した。久保なし、アレーニャなし、どちらも途中出場だった。彼はタフでプレッシャーのあるチームを構成した」と2人の新戦力を獲得する前のメンバーに戻したボルダラス監督の判断に注目している。
結局、枠内シュート0で試合を終えたヘタフェは3連敗。19日に行われる第24節ではレアル・ベティスとアウェイで対戦する。