ヘタフェのスペイン代表FWハイメ・マタが姑息な時間稼ぎを試みた。
ヘタフェは21日、ラ・リーガ第6節でアトレティコ・マドリーと対戦。前半の終了間際に先制点を奪い、1点のリードで後半を迎えた。
だが、74分にスペイン人MFカルレス・アレーニャが退場処分を受け、1人少ない状況に。苦しくなったヘタフェ。マタはホームで何としてでも逃げ切りたいと考えたのか、なりふり構わず時間を稼ごうと試みる。
クリア後にピッチ外で倒れていたが、相手ボールだとわかると急いでピッチ内へ。あえてピッチ内で倒れ込み、足を攣ったような素振りを見せてリスタートを遅らせた。
スローインを入れようとしていたマリオ・エルモソは、当然怒り心頭。ファンからも「ナンセンス」、「スアレス以上だ」、「一部のサッカー選手はインド映画の俳優より優れている」などの辛辣なコメントが寄せられた。
しかも残念なことに、マタの奮闘もむなしく、ヘタフェはこの直後にウルグアイ代表FWルイス・スアレスにゴールを許して同点に。さらには、後半のアディショナルタイムにも再びスアレスに決められ、まさかの逆転負け。
結果として「それが負けた理由」、「機能しなかったな」といった厳しい声が届けられた。
【動画】姑息な時間稼ぎをするマタ