★「命懸けで戦う」三笘薫がW杯出場が決まるオーストラリア戦へ「この試合で今後のサッカー界も変わる」

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日本代表のMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が、メディアのオンライン取材に応じた。

カタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表は、アジア最終予選でオーストラリア代表、ベトナム代表と対戦。

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日本代表のMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が、メディアのオンライン取材に応じた。

カタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表は、アジア最終予選でオーストラリア代表、ベトナム代表と対戦。24日に行われるアウェイでのオーストラリア戦に勝利すれば、7大会連続7度目のW杯出場が決まる。

今回はヨーロッパ組や国内組がバラバラで現地オーストラリアに集合。試合前日にしか全員が集まることができないという厳しいスケジュールとなっている。

ヨーロッパからは長距離移動をした選手たちも徐々に合流している中、三笘は早い段階で合流。移動については「ドバイからオーストラリアは思った以上に遠くて、なかなか移動は大変だったと思います」とコメント。「20時間弱はあったと思います」とフライト時間の長さがありながらも、「早く試合があったので調整はできていると思います」とコンディションは問題ないようだ。

ケガも癒えて久々の代表活動となる三笘。オーストラリア代表との大一番を控えているが「勝利すれば決まる条件なので、この1試合にチームとしても個人としても命懸けで戦うと思いますし、代表として未来が決まる試合です」と、重要な一戦であるとコメント。「ベトナム戦もそうですが、まずはこのオーストラリア戦に全力で挑む気持ちでいます」と、勝ってW杯出場を決めるために全てを捧げたいとした。

11月のオマーン代表戦では途中出場から貴重なアシストを記録した三笘。「前回はオマーン戦で途中からでしたけど、途中からの出場は慣れています。流れを変えるプレーなどを求められていると思います」とコメント。「今回もそういうところを出せればと思いますし、どんな状況でもベストを尽くして勝利に貢献できればと思います」と、チームに貢献することしか考えていないようだ。

チームでも途中出場から流れを変えるプレーを見せている三笘。途中出場の時間については「1分でも5分でも多ければ良いですけど、どんな状況でも1分でも結果を残さなければいけないですし、その準備はしています」とコメント。「多いに越したことはないですが、何分でもその中で自分のプレーを出せればと思います」と、短い時間でも違いを見せる自信はあるとした。

チームではウイングバックでプレー。攻守にわたる変化を森保一監督も評価していた。「ヨーロッパのプレー、サッカーに慣れることは行ってから慣れて、色々なところを吸収して、プレーの幅も広がったと思います」と自身でも手応えを感じているとし、「自分の能力を上げる必要もあるので、それにチャレンジしながらやっています」と、日々磨いている状況のようだ。

自身のゴールについては「そんなにイメージしていないですけど、僕が出なくてもチームの勝利が1番大事ですし、個人としては試合に出て勝てれば良いです」と、チームの勝利が大事だとコメント。「全員で力を出してオーストラリアに勝つことが目標なので、そこまでイメージしていないです」と、ゴールよりも勝利を求めるとした。

チームでのプレーでは、ウイングバックでもゴールを目指したいと語る三笘。「まだまだ判断が悪いところもあります」と課題をあげ、「プレーの幅が広がっているところはありますが、ウイングバックからゴールやアシストにつながるプレーがしたいので、もっと仕掛けるところを増やして行きたいです」とコメント。「間合いは足が伸びてくることがあるので、相手の距離感が遠いところから仕掛けることが増えました」と、ヨーロッパでの自身のプレーの変化についても語った。

改めてW杯に向けての大一番。「この前のオマーン戦でもそう思っていましたし、その結果が今につながっていると思います」と、これまでも重要な試合だったと考えている三笘だが「先輩たちが繋いできた結果を自分たちが繋ぐためにもそうですし、自分たちの未来のため、自分のため、色々な人の思いがあるので、後悔なくプレーして勝利できればと思います」と、しっかりとW杯出場を決めたいとした。

また「攻撃的な選手なので、ゴール、アシストでチームに貢献できることが1番の目標です」と今回の2試合での目標を掲げ、「試合に出られなくても日本が勝利できれば良いと思っていますし、練習から100%出してチームでコミュニケーションをとっていくことは変わりないです。この試合で今後のサッカー界も変わると思っているので、自分だけでなく全ての人が良い方向になれるような試合にしたいと思います」と、まずは何よりも勝利を目指すとした。

2022年3月21日(月)12:10

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