今シーズンの明治安田生命J2リーグで初勝利を記録した清水エスパルス。勝利の瞬間、そして試合後のロッカールームが話題となっている。
昨シーズンは明治安田生命J1リーグを戦っていた中、17位で降格。1年でのJ1復帰を目指して戦うシーズンだったが、開幕から5戦連続ドローと結果が出ないと、その後は連敗。ゼ・リカルド監督を解任し、秋葉忠宏コーチが監督に昇格していた。
ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦が初陣となったが、その試合でも結果は出ずに敗戦。迎えたリーグ初陣となった東京ヴェルディ戦はホームIAIスタジアム日本平で行われた。
堅守を見せ、2位につけていた東京ヴェルディとの一戦。試合は開始6分で失点する嫌な展開となったが、前半アディショナルタイムに北爪健吾のゴールで追いつくと、引き分けに終わるかと思われた90分にオ・セフンが値千金の劇的逆転ゴール。2-1で勝利し、今シーズンのリーグ戦初白星を手にした。
新指揮官のホーム初戦、劇的な勝利と喜びが爆発するのを抑えるのが難しいゲームとなった中、清水はYouTubeで試合後の様子を投稿。秋葉監督の熱さが伝わると話題だ。
試合終了のホイッスルと同時にベンチの前では歓喜の輪ができた中、話題は試合後のロッカールーム。選手たちが待ち受ける中、秋葉監督は「イェーイ」と大声で叫びながら、ガッツポーズで登場する。
音割れするほどの大声に選手たちも盛り上がる中、「素晴らしいぜ」と選手たちをストレートに称えることに。ただ、その後は冷静になり、「ここからだよ。まだ1つ勝っただけ。42試合終わった時に、必ず俺らがJ1に昇格する。全員で最後笑って終わろう」と気を引き締めた。
最後には、「ちゃんとやることはやってよ」と檄を入れたかと思えば、「飯食ったり、リカバリーしたり」と選手のケアについてコメント。最後にはファン・サポーターへ感謝のメッセージを残した。
昨シーズンまで指揮を執っていた水戸ホーリーホック時代も敗戦に怒りを見せた中、「This is 水戸ホーリーホック」とチームを称える言動が話題となった、熱血漢が清水の空気を変える可能性を感じさせるものとなった。
ファンも「選手を鼓舞して奮い立たせる良い監督」、「熱さ最高」、「いつまでもどんな時もついていきたい!」、「エスパルスに足りないもん全部もってる」、「ロッカールームの雰囲気が別物」、「こういう男がエスパルスには必要だった」、「感動して泣きそうになってる」、「熱苦しいけど好き!」、「パッション秋葉だね!」、「火傷しそうなくらい」と称賛のコメントが集まっている。
【動画】劇的初勝利後、秋葉忠宏監督の熱さがダダ漏れ! 喜び、選手を鼓舞