先日はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝を戦い、浦和レッズの前に屈したアル・ヒラルだが、見事にタイトルを獲得した。
12日、キングス・カップ決勝が行われ、アル・ヒラルはアル・ワフダと対戦した。
1週間前に日本で失意を味わったアル・ヒラル。国内カップ戦の決勝に臨んだ中、この試合でも苦戦を強いられる。ルシアーノ・ビエットやムサ・マレガと浦和戦に帯同しなかった2人が先発。オディン・イガロはベンチスタートとなった中、35分に先制を許す。
その後はゴールを許さずにきたものの、アル・ヒラルも良い攻撃を見せられず。苦しみ続けて、そのまま敗戦かと思われたが、後半アディショナルタイム9分にアリ・アル・ブライヒが劇的ゴールを決めて、1-1の同点に追いつく。
土壇場で敗戦を免れたアル・ヒラルは、PK戦にもつれ込むことに成功。しかし、1人目のアンドレ・カリージョ、2人目のオディオン・イガロと連続でミス。PK戦でも苦しむこととなる。
それでも、その後は全員が成功。サドンデスにも連れ込んだ中、相手の9人目が失敗し勝負あり。最後はGKアブドゥラー・アル・マユーフがしっかり決めて勝利し、アル・ヒラルが10回目のカップ戦優勝を果たした。
【動画】最後はGKがPKを決める!アル・ヒラルが10度目の優勝