リバプールのエースであるエジプト代表FWモハメド・サラー(31)の後継者に、日本人選手が推されている。
サラーはバーゼル、チェルシー、フィオレンティーナ、ローマなどでプレー。才能は期待されながらも大きな結果を残せずにいたが、2017年7月に加入したリバプールで一気にその才能を花開かせる。
右ウイングを主戦場に3トップの一角として君臨。FWロベルト・フィルミノ(アル・アハリ)、FWサディオ・マネ(アル・ナスル)とのトリオは脅威となり、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)などタイトル獲得に貢献してきた。
これまでリバプールでは公式戦322試合で198ゴールを記録しているサラー。クラブとの契約は2025年夏までとなっている中で、移籍の噂は絶えず、この先は後継者探しがリバプールのポイントとなる。
そんな中、リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(22)を後継者に推すことに。「最良の選択肢」だとしている。
サラーの現在の代役は、U-21スコットランド代表FWベン・ドーク(18)であり、才能溢れる若手だが、実力も経験値もまだまだ足りていないことは事実だ。
そこで注目されているのが久保。MF遠藤航と共に日本代表で活躍し、今シーズンはソシエダで公式戦16試合5ゴールを記録。サラーと同じ右サイドでプレーしており、その活躍を見ても適任だと感じているという。
『Liverpool.com』は「遠藤はその理由を知っている」と題して報じており、日本代表としてよく知る遠藤は、リバプールに来るべき理由が理解できるだろうとしている。
久保の市場価値は現在4400万ポンド(約82億円)とされているが、ソシエダは5200万ポンド(約97億円)の契約解除条項を設定しているともされている。
ライバルはもちろんレアル・マドリー。買い戻し条項を保有しており、久保を半額で獲得できる状況でもあり、復帰を画策しているとスペインでは度々報じられている。
久保のパフォーマンスには多くのクラブが注目。果たしてソシエダを出るのか留まるのか。来夏は久保の去就にも注目が集まりそうだ。
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