★PSGがブラジルの若き逸材モスカルド&ベラウドを確保! 共に近日中に正式発表へ

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パリ・サンジェルマン(PSG)が、2人のブラジルの逸材獲得に近づいているようだ。

リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏の就任以降、若手有望株の獲得に余念がないPSG。

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パリ・サンジェルマン(PSG)が、2人のブラジルの逸材獲得に近づいているようだ。

リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏の就任以降、若手有望株の獲得に余念がないPSG。直近のマーケットではフランス国内やポルトガルといったヨーロッパの逸材を補強してきたが、今冬の移籍市場ではブラジル方面からの補強を画策している。

フランス『フット・メルカート』によると、現在クラブはコリンチャンスのU-23ブラジル代表MFガブリエウ・モスカルド(18)の獲得に迫っているという。

2017年にコリンチャンスの下部組織に加入したモスカルドは185cmの守備的MF。2023年6月末に行われたコパ・リベルタドーレスのリベルプール戦でファーストチームデビューを飾り、ここまでは公式戦25試合に出場。また、コリンチャンスでの活躍が認められ、先日にはU-23ブラジル代表に初招集された。

高い戦術眼、テクニック、優れたパーソナリティを有する逸材に対してはバルセロナ、チェルシーが強い関心を示してきたが、PSGがその争奪戦を制したようだ。

すでに個人間合意に至っていたなか、PSGはコリンチャンスとの交渉において移籍金2200万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額2500万ユーロ(約39億4000万円)の条件で合意に至った模様だ。

また、コリンチャンスのアウグスト・メロ会長は、ブラジル『Rádio Bandeirantes』で「残念ながら、サイクルは終わりを迎えた。モスカルドの心は別のところにあり、我々は彼に選択の自由を与えた。彼はパリへ向かっている」と、若手逸材のパリ行きを認めている。

さらに、パリの巨人はサンパウロDFルーカス・ベラウド(20)の獲得にも近づいているという。

2020年に国内屈指の名門サンパウロのユースチームに加入したベラウドは、左利きのエレガントなセンターバック。2022年のコパ・スダメリカーナのアヤクーチョ戦でファーストチームデビューを飾ると、大きな飛躍を遂げた今シーズンは公式戦48試合に出場。また、出場は果たしていないものの、U-20ブラジル代表歴も有する同国屈指の若手DFとして知られる。

182cmとサイズには恵まれていないものの、アスリート能力、守備センスに優れた20歳は地上戦、空中戦でもブラジル国内では無類の強さを見せていた。ただ、最大の特長は足元の技術とビルドアップ能力で、高精度の左足から繰り出される長短織り交ぜたパス、守備的MFでもプレー可能な視野の広さ、最後尾からの効果的なボールキャリーは国内外で高い評価を受けている。さらに、3バックと4バックの双方でプレー可能だ。

なお、ベラウドの獲得には移籍金2000万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額2500万ユーロで合意に近づいており、すでに個人間合意に至っている同選手は近日中にパリでメディカルチェックを受診する予定だという。

2023年12月21日(木)7:00

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