バルセロナのチャビ・エルナンデス監督がアラベス戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
3日、バルセロナはラ・リーガ第23節でアウェイでアラベスと対戦した。
1月27日にチャビ監督が今シーズン限りでの退任を電撃発表。衝撃の発表後の前節ではオサスナを相手に勝利を収めた中、アラベス戦も前半22分にロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制。後半早々にはイルカイ・ギュンドアンが追加点を奪うが、すぐに1点を返されてしまう。
その後ギュンドアンがアクシデントにより負傷交代。それでも63分に交代で入った今冬加入のヴィトール・ロッキが2試合連続ゴール。1-3で連勝を収めた。
試合を振り返ったチャビ監督は「勝つことは常にポジティブなことだ。決断を下してからの2連勝…今日は効果的だった。勝利は重要であり、我々は戦っていた」とコメント。「良い仕事ができたと思っている。彼らは押し込み、選択肢もあったが、我々は勝利を収めるために戦い続けた」と勝利を誇った。
また1点差になってからの反応については「メンディソローザ(アラベスの本拠地)は厳しいスタジアムだが、スコアは1-2の状況で我々は戦い続けた。私がチームに期待していた反応だ」と語り、選手たちの戦いを称えた。
良い形での連勝を収めたチーム。チャビ監督はしっかりと戦えるチームになっているとした。
「今日我々は成熟したチームになった。我々は戦う方法を知っている。1-2という失点は、私に勇気を与えてくれた。戦術的なファウルを犯し、サイドでのデュエルに勝たなければいけなかった」
「それについて話しており、私を怒らせた。でも、全体的にデュエルは成熟してきたと思う」
【動画】今冬加入のヴィトール・ロッキが2戦連発の技アリゴール