★衰え知らずの肉体と左足…37歳フッキが母国帰還から195試合104得点、直近のゲームは弾丸FKをねじ込む

Getty Images
アトレチコ・ミネイロ(MG)の元ブラジル代表FWフッキ(37)が、今なおハイペースで得点を重ねる。ブラジル『グローボ』が伝えている。

記事全文

アトレチコ・ミネイロ(MG)の元ブラジル代表FWフッキ(37)が、今なおハイペースで得点を重ねる。ブラジル『グローボ』が伝えている。

Jリーグ経由でブラジル代表の中枢まで登り詰めたフッキ。2008年に東京ヴェルディを去って16年…緑の名門がJ1復帰まで要したこの年月の間に、フッキはポルト、ゼニト、上海海港と渡り歩き、自国開催の14年W杯にも出場。21年からアトレチコMGのエースに君臨する。

加入時点で34歳だったフッキだが、大きなケガも少なく今日まで至り、その成績はこの通り。

▽2021シーズン(国内リーグ・カップ2冠)
公式戦:68試合36得点13アシスト
▽2022シーズン
公式戦:46試合29得点5アシスト
▽2023シーズン
公式戦:59試合30得点14アシスト
▽2024シーズン(ここまで)
公式戦:22試合9得点6アシスト
▽累計
公式戦:195試合104得点38アシスト

今季は1月開幕の州選手権10試合7得点というロケットスタートに始まり、国内リーグ開幕後は出場4試合ノーゴールも、2日の第7節バイーア戦で今季初得点。自慢の左足で直接FKをねじ込み、チームは開幕7戦無敗となっている。

また、プロデビューが日本で、日本から欧州へ渡ったフッキ。アトレチコMGがキャリア初の母国クラブとなったわけだが、この直接FK弾は国内リーグ通算「47」得点目…加入から3年半で、国内リーグにおけるクラブ史上4位のスコアラーとなった。

国際大会における活躍も際立っており、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでのアトレチコMG通算「16」得点は、名古屋グランパスで活躍した2位ジョーの「11」得点を大きく上回る歴代1位。名実ともにアトレチコMGの看板選手、それが37歳フッキだ。

心配なのは、バイーア戦で直接FKを決めた直後、左ヒザを痛めて負傷交代ということに。試合後、「ヒザに少しばかりの違和感があるが、どうだろう。大したケガでないと神に祈っている」とコメントする。

フッキがエース、そして主将として引っ張るアトレチコMGは、今季のコパ・リベルタドーレスでグループステージを首位通過。ロナウジーニョ氏に牽引された2013年以来となる、通算2度目の南米制覇を目指している。

頂に立つには、フッキが必要だ。

【動画】ずっと怪物...37歳フッキが直接FKをねじ込む



2024年6月3日(月)20:15

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
的確補強で超過密日程を乗り越えろ!目標は悲願のACL制覇&リーグ王座奪還【J1開幕直前ガイド|川崎フロンターレ】
3年前に前妻の姪と結婚、Jリーグでも活躍した超人・フッキが現在の妻の妊娠を発表「神に感謝している」
本拠地のピッチを天然芝から人工芝に変更へ…ブラジル1部強豪が苦渋の決断「満足できなくても決断せねば」
オスカル擁する上海海港が5年ぶりに中国スーパーリーグ優勝! ACLにも出場している2位・山東泰山との直接対決で決める【中国スーパーリーグ】
37歳迎えても衰え知らずの超人フッキ、今季45試合で22得点&イエローカード17枚
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.