モナコのアディ・ヒュッター監督が、バルセロナ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の第1節が行われ、モナコはホームにバルセロナを迎えた。
南野拓実も先発出場したこの試合。プレシーズンに行われたジョアン・ガンペール杯ではモナコが快勝しており、その再現をしたいところだった。
すると11分、南野がプレスからボールを奪い抜け出そうとしたところをエリック・ガルシアが倒して一発退場。南野は大きな仕事をすると、16分にマグネス・アクリウシェのゴールで先制。28分にラミン・ヤマルがゴールを決め、バルセロナが追いつくものの、71分にジョージ・イレニーエナが勝ち越しゴール。モナコが2-1で勝利を収めた。
今季無敗だったバルセロナを相手にしっかりと勝利したモナコ。ヒュッター監督は勝利を喜び、若手の活躍に目を光らせた。
「完璧なスタートだった。素晴らしい勝利だった。チーム、ファン、そしてクラブにとって嬉しいことだ」
「まずは本当に誇りに思う。特に19歳のエリーズ・ベン・セギル、CL初出場のマグネス・アクリウシェ、20歳のラミーヌ・カマラのような選手たちを誇りに思う」
「これがモナコであり、我々が目指す道だ。選手たちを本当に祝福したい。間違いなく、彼らにとって大きな思い出になるだろう」
新フォーマットとなる中で、大きな初戦勝利を収めたモナコ。ホームのファンのサポートにも感謝した。
「最初のゲームであり、我々の最初の勝利だった。決して忘れることはない。ファンにも本当に感銘を受けた」
「チャンピオンズリーグのアンセムを聴くと、嬉しくなる。でも、結局のところは監督として試合に集中していたし、我々は勝利に値した」
モナコは第2節でディナモ・ザグレブと対戦。バイエルン相手に大敗し、監督も交代した相手にどう戦うのか注目だ。
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