★圧巻ハットでシティ撃破のムバッペ「自分自身に限界はない。ただ、最も重要なのはトロフィーを獲得すること」

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、自身のハットトリックで快勝に導いたマンチェスター・シティとの大一番を振り返った。

マドリーは19日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでシティと対戦し、3-1で快勝した。

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レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、自身のハットトリックで快勝に導いたマンチェスター・シティとの大一番を振り返った。

マドリーは19日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでシティと対戦し、3-1で快勝した。この結果、2戦合計6-3としたマドリーのベスト16進出が決定した。

先週行われた敵地での前回対戦を3-2の劇的な逆転勝利で飾ったエル・ブランコ。アドバンテージを得た状況で臨んだ今回のリターンレグでは、試合を通してシティを圧倒。開始4分にムバッペが背後への抜け出しからのミドルループで先制点を挙げると、前半半ば過ぎには前線の4選手が絡んだ連携から再びムバッペが仕上げの仕事をこなして追加点を奪った。

さらに、後半も主導権を握ったホームチームは61分、ムバッペがカットインから利き足とは逆の左足のゴラッソで今季公式戦2度目のハットトリックを達成。試合の大勢を決すると、試合終盤の失点でクリーンシートこそ逃したが、完勝と言える内容でイングランド王者との4季連続の対決を制した。

この試合でキャリア通算500ゴール関与も達成し、文句なしのプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたフランス代表FWは、クラブ公式サイトを通じてチームの勝利を喜んだ。

「チームにとって完璧な夜だったよ。ベスト16に進むために勝ちたかった。マンチェスター・シティと対戦するときはいつも厳しい試合になる。ただ、僕らホームで強く、チームとしてベストを尽くし、マドリディスタ全員に喜びを与えることができた。勝ち取りたいものを勝ち取るには、この調子を維持しなければならないね」

さらに、個人のパフォーマンスに関しては、「適応期間は終わった」とここ最近頻繁に使っているフレーズを改めて使うとともに、新天地で自身の持ち味を発揮できているとその手応えを口にしている。

「悪い成績を残すためにここに来たわけではない。良いプレーをして、レアル・マドリーで新たな時代を築き、歴史に名を残したい。適応期間は終わったし、個性を持ってプレーしなければならない。自分自身に限界はないと思っているけど、最も重要なのはトロフィーを獲得すること。これまでのキャリアで多くのゴールは決めてきたけど、トロフィーはあまり獲得できていない。ゴールをたくさん決め、トロフィーをたくさん獲得することが自分の血に流れている」

プレーオフ突破によってラウンド16ではアトレティコ・マドリー、レバークーゼンの2クラブのいずれかとの対戦となる。どちらと対戦したいかとの問いに対しては、長距離移動がないことを理由にマドリードの宿敵を希望している。

「アトレティコとレバークーゼンは2つのトップチームで、非常に難しい相手だね。僕としては、アトレティコと対戦する方が自分たちにとっては良いと思う。そうすれば遠征する必要がないからね。ただ、どちらも難しいと思うし、アトレティコは長距離移動がないとしても手強い相手だよ」

2025年2月20日(木)9:15

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