レアル・ソシエダにとっては大きな痛手とはならないかもしれない。
今シーズン、レッドブル・ザルツブルクから加入したクロアチア代表MFルカ・スチッチがヨーロッパリーグ(EL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのミッティラン戦で負傷してしまったようだ。
20日、ソシエダはミッティランと対戦。1stレグで2-1と勝利していたソシエダは、ホームでの一戦で5-2と圧勝。2戦合計7-3でラウンド16に進出していた。
この試合で2ゴールの活躍を見せたスチッチだったが、後半早々の48分に負傷しピッチに倒れ込むことに。そのまま交代していた。
試合後、イマノル・アルグアシル監督がスチッチの状態についても言及。ひどい状態だと語った。
「確かにひどい状態だ。明日のMRI検査の結果を待つことにする」
「明らかに彼は入ろうとしていたが、はっきりとは見えていなかった」
「ドクターは最初はイエスと言ったが、試合がたくさんあり、リスクは冒したくなかった」
「全員をピッチに立たせなければならないし、彼をピッチに立たせることはリスクがあることも理解していた」
「ドクターの話では、基本的には十字じん帯が切れていることはないはずだという。だから、恐れのままであることを祈りたい。大したことはないようだ」
どうやら重傷は免れた可能性が高いというスチッチ。ただ、精密検査の結果を待たなければ安心はできない状況だ。
今シーズンはラ・リーガで19試合1ゴール2アシスト、ELでも5試合2アシストを記録。この先の戦いを考えても、軽傷であることを願いたいところだ。
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