PK失敗が物議を醸すアタランタのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンに、名ストライカーからメッセージが寄せられている。
18日、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出を懸け、クラブ・ブルージュとのノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグに臨んだアタランタ。
PK失敗が物議を醸すアタランタのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンに、名ストライカーからメッセージが寄せられている。
18日、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出を懸け、クラブ・ブルージュとのノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグに臨んだアタランタ。前半だけで3点を失いながら、後半はルックマンのゴールで反撃に出たが、56分にルックマンがPKを失敗し、チームは2戦合計2-5で敗退となった。
試合後にはジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が「ルックマンはあのPKを蹴るべきではなかった」「今まで見た中でも、最悪のPKキッカーの1人」と痛烈批判。本来のキッカーを差し置いてPKを蹴ったようで、「得点後の興奮でルックマンは自分が蹴ろうと決めた。私はその行為をまったく評価していない」と述べていた。
当のルックマンはこれまでのクラブへの貢献を踏まえ、「傷つくだけでなく、非常に失礼だと感じる」とSNSで反論。そんなアタッカーに対し、カメルーンサッカー連盟(Fecafoot)の会長を務める元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が、アフリカの同胞にインスタグラムで励ましの言葉を贈った。
「兄弟よ、サッカーの記憶は90分間続く。つまり1試合分で、それから次へ進む」
「君はこれからもずっと我々のチャンピオンだ。シュートを打つ勇気のある者だけが、外すことができる。勇気をありがとう、偉大なチャンピオンよ」
なお、イタリア『TUTTOmercatoWEB』によると、ルックマンをクラブの国際的なアンバサダーともみなしているアメリカ側の共同オーナーは、ガスペリーニ監督の発言に苛立ち。これを受け、共同オーナー兼会長のアントニオ・ペルカッシ氏が、当事者間の仲裁に入ったという。
【動画】監督に酷評されたルックマンのPK失敗…