セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、改めて日本代表FW前田大然を称賛。多くの注目を集める存在になると語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと移籍したこともあり、より一層セルティックの攻撃陣においては重要な役割を担っている前田。2025年に入ってからは公式戦13試合で12ゴールを記録するなど、スコアラーとしても大暴れしている。
スコティッシュ・プレミアシップでも11ゴールを記録し、得点王も見えてきている中、25日に行われた第28節のアバディーン戦でも2ゴールを記録し、勝利に貢献していた。
試合後、ロジャーズ監督は多くのクラブが関心を示す可能性について問われ「私もそう思う」とコメント。今の前田のパフォーマンスを称え、この調子が続けば、放っておかれることはないと太鼓判を押した。
「選手の効率性と働きぶりを見れば、多くの選手がそうするだろう。それだけでなく、彼らは最高のレベルでそれを成し遂げてきた」
「チャンピオンズリーグのレベルでもやれば、そのレベルと舞台で可能であることを示すことになる。だから、彼のようにゴールを決め、一生懸命にプレーすれば、当然常に注目を浴びると思う」
一方で、今のセルティックの戦い方や周囲の選手たちの状況がより一層前田を輝かせていると語った。
「ただ、チームとチームの構造が、彼のクオリティを本当に引き立てていると感じている。彼はチームとグループにとって、素晴らしいシンボルだ」
「私が彼に求めたことはプレッシングに関してだが、以前にも言ったように、彼はその点で最高レベルであり、そのプレッシャーの激しさも素晴らしい。そして、彼は前線のどのポジションでも得点できると信じている」
「彼が右サイド、左サイド、センターフォワードとしてゴールを決めるのを見たことがあるだろう。それに、彼の最初のゴールは素晴らしい先見性が見えた」
「そして、2点目のゴールは、今シーズン彼が何度も見せてきたもので、アリ(アリスター・ジョンストン)の素晴らしいクロスの後、我々が彼にいて欲しいエリアにいるということだ」
「だから、私が言ったように、彼は我々のプレー、仕事、トレーニングの素晴らしい象徴であり、これまで彼が得てきたもの全てに値する」
現在27歳の前田。自身2度目の海外挑戦となった中で、ここに来てその存在感は光り輝いているが、夏に大きなステップアップを果たすことができるのか、残りシーズンにも注目だ。
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