リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、サウサンプトン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
8日、プレミアリーグ第28節でリバプールはホームにサウサンプトンを迎えた。首位と最下位の対戦。試合は前半終了間際にサウサンプトンが先制。リバプールはハーフタイムで3枚替えを敢行すると、ダルウィン・ヌニェスのゴールで同点に。その後、2つのPKをサラーが決めて、3-1で勝利を収めた。
終わってみれば順当に勝利したリバプール。サラーは最下位相手の試合を振り返り、難しかったとした。
「厳しい試合だった。相手は良いゲームプランを持っていた。前半はうまくいったと思うが、後半に巻き返して、試合に勝つことができて良かった」
この試合ではアルネ・スロット監督はベンチ入りが停止されていた中、ハーフタイムには喝を入れたとコメント。サラーもハーフタイムの様子を語った。
「少しフラストレーションが溜まっていた。監督は僕たちを応援してくれていたが、時にはそうしたことも必要だ。前半は良くない試合展開で、僕たちはただゆっくりし、時間をかけていた。そして最後の最後で、彼らがなんとか試合をリードしていた」
「ただ、僕たちは今、より経験を積んでいるし、その状況に対応できる。対処できたことを嬉しく思うよ」
しっかりと対応し、後半巻き返したリバプール。サラーはこの試合のPK2本により、マンチェスター・シティでプレーした元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの184ゴールに並び、プレミアリーグ5位タイとなった。
「記録については知っていたけど、プレー中は考えていなかった。でも、記録については知っている。追いついたことは良い記録だ」と語ったサラー。「セルヒオは素晴らしい選手で、ここのリーグではレジェンド的な存在だった。だから、その点については嬉しいし、勝利についても嬉しい」と、試合が終わった今、嬉しい出来事だったとした。
【動画】2ゴールのサラーはプレミア歴代5位に!リバプールが盤石の勝利