リバプールのアルネ・スロット監督が、再び日本代表MF遠藤航を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。

リバプールのアルネ・スロット監督が、再び日本代表MF遠藤航を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。

8日、プレミアリーグ第28節でリバプールはサウサンプトンと対戦。試合はサウサンプトンが前半に先制するも、後半に3点を奪ったリバプールが逆転勝利を収めた。

この試合ではハーフタイムに3枚を交代したスロット監督。チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で決勝ゴールを決めたハーヴェイ・エリオットをハーフタイムから起用した。

試合後、エリオットの先発起用をするかしないかの決断を聞かれたスロット監督は、エリオット、遠藤ら他の選手も同様に難しいとしつつ、少しの活躍で先発を入れ替えるのも違うと持論を語った。

「ハーヴェイを先発させない、ワタを先発させない、自分が起用していない他の選手を先発させないというのは、いつも難しい決断だ」

「でも、もし誰かが5分間出場して、最初のボールに触ってゴールを決め、それまでに立てたラインナップの考えを全部変えてしまったら、それはちょっとおかしな感じがする」

「彼は今日も試合に良い影響を与えた。パリでもとても良いプレーをしていたから、今日も45分プレーさせた」

「でも、他の選手たちと何度もプレーさせているのには理由があって、彼らはいつも信頼に値していた。今日、もう一度やり直せるなら、今日とは違うスタートを切っただろうが、それは事前にはわからない」

その中で、先発を掴めるかどうかについて問われたスロット監督は、遠藤の名前も出し、共にしっかりとトレーニングし、努力を続ける選手は生き残るとした。

「多くの優秀な選手たちを競争しており、メンバーを組むことが難しいこともあるが、このようなパフォーマンスを見せることは常に助けになる」

「ワタも同様だ。彼は試合終了の15分前に再び出場し、このチームにとっていかに重要であるかを再び示した。他の選手も同様だ」

「ハーヴェイは本当によくトレーニングし、これをやっている。ワタについては何度も言っているが、ハーヴェイも同じことが言える。ほとんどプレー時間はないが、とにかく頑張り続ける。そして、自分のチャンスが来たら、実力を発揮できる。それが彼に与えられる最大の賛辞だ」

「ただ、彼がチームにもたらす最大の賛辞は、彼が頑張り続けたことだ。なぜなら、私はハーヴェイやワタのような似たような状況に陥った選手を十分以上に経験してきており、彼らはどんどん仕事を減らしていった」

「その状態でプレーする時、なぜ彼をプレーさせないのかと私に尋ねる人はおそらくいないだろう。これがチームとして望んでいる状況であり、私にとっては時々難しいことだが、それは事実だ」

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