パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が11日にアウェイで行われ、PK戦までもつれ込んだ熱戦の末に勝ち上がったチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を振り返った。
先週ホームで行われた1stレグを圧倒しながらも0-1で惜敗して迎えた2ndレグ。
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が11日にアウェイで行われ、PK戦までもつれ込んだ熱戦の末に勝ち上がったチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を振り返った。
先週ホームで行われた1stレグを圧倒しながらも0-1で惜敗して迎えた2ndレグ。序盤はFWモハメド・サラーに2度ゴールに迫られるピンチがある守勢の入りとなったPSGだったが、12分にFWウスマーヌ・デンベレのゴールで2戦合計スコアを1-1の振り出しに戻した。
その後はカウンターで応戦したPSGが盛り返して前半を終えた中、後半は幾つかピンチがあったものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマの好守とポストにも救われて延長戦へ。その延長戦では決着が付かず迎えたPK戦では守護神ドンナルンマが2本のシュートを止めて優勝候補リバプールを撃破した。
ルイス・エンリケ監督は実力拮抗のハイレベルな試合を制した後、以下のように会見で述べた。
「ビッグマッチへ臨む張り詰めた緊張で疲れたが、とても嬉しい。トップのライバルとの難しい試合だった。だからこそ彼らはリーグフェーズを首位で終えていた。初戦は運がなかったが、我々は自分たちのプレーを貫こうとした。うまく行かない場面も多かったが、勝利に値するプレーができていたと思う。攻撃を仕掛け、プレッシャーをかける2チームによる、素晴らしいショーだった。これより良い試合はなかなか見られない」
そして殊勲のドンナルンマには次のようにコメントした。
「これがGKの役割だ。アリソンが1stレグのMVPだったが、2ndレグではジジが素晴らしかったね」
最後にかつてバルセロナでCL優勝を経験しているルイス・エンリケ監督はCLを勝ち上がるポイントを述べた。
「この大会では一貫性が重要ではない。直接対決が重要であることを私は経験から知っている。悪い試合をすれば敗退する」