レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が久々のホームでの勝利を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。
チャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)に屈し、ラウンド16敗退となっていた中、続くラ・リーガ第28節グラナダ戦では勝利とすぐに立て直していたソシエダ。連勝が懸かった15日の第29節ではカディスをホームに迎えた。
前半は日本代表MF久保建英のクイックリスタートからスペイン代表MFミケル・メリーノのゴールが生まれ、1点をリードして折り返すと、後半に入ってからはロシア代表MFアルセン・ザハリャンが加入後初ゴールを記録。そのまま無失点で終え、2-0の勝利を得た。
本拠地レアレ・アレーナでの白星は昨年11月の第14節セビージャ戦以来約4カ月ぶり。試合後、イマノル監督は今回の勝利の重要性を語った。
「まず感じるのは満足感だ。ファンのことを思うとなおさらだ。長い間勝てていなかったが、彼らは常に我々と共にいてくれた」
「我々は勝ち点『3』を獲得して祝うことを忘れてかけていた。それは非常に重要なことだ。ホームでまた勝ててとても嬉しい。グラナダ戦に続く勝利でもあった」
また、勝利の要因としてはチーム全体のコンディションの良さを強調。ミッドウィークに試合がなかったことが大きくプラスに働いたようだ。
「チームがフレッシュであればあるほど、より容易に試合を進められることが今日はわかった。悪い流れが続いていたが、良い試合もあったと思う。とはいえ、今日選手たちがフレッシュだったのは事実だ。だからこそ、アトレティコ・マドリーを破ったばかりのチームに対し、多くの危険な状況をより簡単に生み出すことができた」
「10分を過ぎたあたりから選手たちはピッチ上で楽しんでいたと思うが、それは長い間困難なことだった。もう一度言うが疲労のせいだ。我々がやっているようなプレスやプレーを3日おきにするのは非常に難しい。(マルティン・)スビメンディやブライス(・メンデス)のような選手たちが、以前のようなパフォーマンスを発揮できていなかった理由だ」
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