★「今はボールを持っていると苦しむ」ショッキングな公式戦連敗のダメージ払拭へ、グアルディオラ監督がチームの問題点語る「以前は25~30本のパスを繋げることができた」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現在のチームが抱える問題を語った。クラブ公式サイトが伝えた。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現在のチームが抱える問題を語った。クラブ公式サイトが伝えた。
プレミアリーグの前節では、アーセナルとのビッグマッチに臨み1-5の大敗を喫したシティ。その後のFAカップ4回戦では格下相手に逆転勝利を収めたが、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、レアル・マドリー戦ではホームで2-3の逆転負けを喫した。
15日にはプレミアリーグ第25節のニューカッスル戦。試合に向けた前日会見でグアルディオラ監督はマドリー戦を振り返り、「後半の問題は我々がボールを持って休めなかったこと」とポゼッション時の不安を語った。
「我々はボールを失い、(キリアン・)ムバッペとヴィニシウス(・ジュニオール)はどんどん走り回る。以前は25~30本のパスを繋げることができたが、今はそれができない」
「得点するにはまずプレーしなければならない。明日はニューカッスルの強いフィジカルに対抗できるだろうか?」
「ブルーノ(・ギマランイス)や(サンドロ・)トナーリ、ジョエリントン、(シェーン・)ロングスタッフ、あるいは他の選手に対抗したいと思っても、彼らは我々より強く、素早く、速い」
「だが、タイトルを獲得してきたこの数年間、我々はフィジカルが強いわけではなかった」
フィジカル面で劣っていることを認めた一方、最も重要なことではないとも強調した指揮官。ポゼッション時の自信のなさを課題に挙げている。
「以前はボールを持ってプレーする自信があったが、今はボールを持っていると苦しむ」
「相手がボールを持っている時に苦しむことは受け入れる。だが、今は自分たちがボールを持っている時に苦しむ。以前は決してなかったことだ。そこには常に自信を持っていた」
「ジムに行き、3日間で選手たちをより速く、強く、素早くすることはできない。そんなことは起こり得ない。だが、ボールを持ち、パスをするクオリティはある。それでも人間だから、少し苦労している」
また、ニューカッスル戦も含めた今後の試合については「より良くなり、挑戦し、自信をもう少し高めるためのチャンス」と捉えているとのこと。「これが我々がやらなければならないこと」とも述べたが、来シーズンは同じ失敗を繰り返したくないという思いも強いようだ。
「シーズンを終えた時、今シーズン起こったケガやその他の多くのことを避けるため、私自身やチーム、クラブが必要な決断を下し、これまでと同じようなシーズンを送れるよう努めなければならない」
2025年2月15日(土)19:15