セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が25日に行われ、5-1で勝利したスコティッシュ・プレミアシップ第28節のアバディーン戦を振り返った。
直近のハイバーニアン戦でリーグ戦8試合ぶりの黒星を喫したセルティックは、24分に相手DFのクリアミスを前田大然が押し込み先制すると、30分にもジョタがネットを揺らし、追加点を奪う。
前半終了間際にもC・マクレガーがゴールを決めたセルティックは、後半に入っても主導権を譲らず。72分には途中出場のヤン・ヒョンジュンが4点目を決め、試合を決定づける。
その後、モリスのゴールで1点を返されたセルティックだったが、92分に前田がこの試合2点目となるゴールを挙げ、5-1で快勝した。
直近の敗戦からのバウンスバックに成功したロジャーズ監督は、試合後のインタビューで満足感を語った。
「我々にとっては非常に良い結果だったし、ゴールや チームとしての質の高さを見せつけられた瞬間がたくさんあった」
「ハーフタイムに選手たちに言ったのは、ゴールはもちろん素晴らしかったが、リーグカップ決勝と少し似ているということだ。3-0とリードして、とてもいいゴールを決めたのに、プレスが甘くなってしまった」
「3カ月半も戦い続けてきたのだから、試合中に集中力を欠く時間帯があるのは理解できる。でも、後半は試合の大半を支配できたし、そのおかげて前半よりも前半よりも短いピッチのなかで、さらに2つの素晴らしいゴールを決めることができた」
また、この試合で2得点を挙げ、リーグ戦11点目を記録した前田の活躍を賞賛している。
「大然は、プレッシング、誠実さ、謙虚さ、そしてクオリティーとゴールを狙うハングリーさなど、私が望むチームの象徴だ。彼はどこでプレーしてもゴールを決めるだろう。サイドでプレーしても、センターでプレーしてもだ。今シーズンの彼の貢献度は驚異的だ」
【動画】前田大然がまたしても2ゴールの活躍